長時間のパソコン作業が続くと、首や肩のこわばり、背中や腰の重さ、目の疲れなどを感じることがあります。このようなとき、もみほぐしやドライヘッドスパなどのリラクゼーションサービスを利用し、心身を休める時間を作りたいと考える方もいるでしょう。
本記事では、デスクワーク後のリフレッシュに利用される施術の特徴や、仕事帰りに通いやすいサロンの選び方、自宅や職場で取り入れやすいセルフケアを解説します。
なお、リラクゼーションサロンの施術は、病気やけがを診断・治療するものではありません。強い痛みやしびれ、急な視力低下などがある場合は、サロンを利用する前に医療機関へ相談してください。
デスクワークの疲れにマッサージやもみほぐしが役立つことがある理由
デスクワークでは、画面を見続けたり、同じ姿勢を長時間保ったりすることで、首・肩・背中・腰などに負担がかかりやすくなります。もみほぐしなどの施術を受けることで、心地よさやリラックス感を得られ、一時的に体が楽になったと感じる場合があります。
ただし、感じ方や持続時間には個人差があり、病気やけがの改善を保証するものではありません。
日常会話や検索では「マッサージ」という言葉が広く使われています。しかし、法律上、医師以外の者があん摩・マッサージ・指圧を業として行うには、あん摩マッサージ指圧師の免許が必要です。リラクゼーション目的の店舗では、「もみほぐし」などの名称でサービスが提供されています。施術内容と資格の有無を確認して選ぶことが大切です。
こわばりや重だるさが一時的に和らいだと感じる場合があるため
パソコン作業中は、画面をのぞき込んだり、キーボードに手を伸ばしたりする姿勢が続きます。そのため、首や肩・背中などの一部に力が入り続けることがあるでしょう。
もみほぐしでは、手のひらや指などで体に触れ、利用者が心地よいと感じる範囲で圧を加えます。施術後に、こわばりや重だるさが一時的に和らいだと感じる方もいます。
ただし、強い圧ほどよいわけではありません。痛みを我慢するような施術は避け、力加減について施術者に伝えることが大切です。
同じ姿勢から体を休ませるきっかけになるため
デスクワーク中は、本人が思っている以上に同じ姿勢が続きやすいものです。座った状態が長く続くと、首や肩・腰・脚などに負担や重さを感じることがあります。
サロンを利用することで、パソコンやスマートフォンから離れ、横になったり姿勢を変えたりする時間を確保できます。施術そのものだけでなく、仕事を中断して体を休ませることも、リフレッシュにつながる要素の一つです。
リラックスする時間を確保しやすいため
仕事の緊張や忙しさが続くと、帰宅後も気持ちを切り替えにくい場合があります。静かな空間で横になり、心地よいと感じる施術を受けることは、仕事から離れて休息するきっかけになります。施術中に気持ちが落ち着いたり、眠気を感じたりする方もいるでしょう。
ただし、「自律神経が整う」「睡眠の問題が改善する」と断定することはできません。眠れない状態や強い疲労感が長く続く場合は、医療機関などへの相談も検討してください。
デスクワーク中に感じやすい主な不調
長時間の情報機器作業では、画面の注視や一定の姿勢が続くことで、目・首・肩・腰・背中・腕などに負担を感じる場合があります。症状の原因はデスクワークだけとは限りません。強い症状や長引く症状がある場合は、自己判断で施術だけを続けず、医療機関へ相談しましょう。
首の痛み
画面を見るために頭が前へ出た姿勢が続くと、首の後ろや付け根付近に張りや重さを感じることがあります。特に、ノートパソコンやスマートフォンを低い位置で見続けていると、首を前に傾ける時間が長くなりがちです。
作業中は画面の位置を調整し、ときどき姿勢を変えましょう。突然の強い首の痛み、手足のしびれや脱力、激しい頭痛などがある場合は、もみほぐしを受けずに医療機関へ相談してください。
肩こり
キーボードやマウスを操作するときに腕を前へ出した状態が続くと、肩や肩甲骨まわりにこわばりを感じることがあります。机や椅子の高さが合っていない場合や、肘や腕を支えられない状態で作業している場合も、肩に力が入りやすくなります。
軽く肩を上げ下げする、腕を休ませる、机や椅子の高さを調整するなど、日常的な対策も取り入れましょう。
背中の張り
背中を丸めた姿勢や、体をねじった姿勢で長時間作業すると、背中全体に張りや重さを感じる場合があります。背中の違和感があるときは、背もたれを活用し、ときどき立ち上がって姿勢を変えることが大切です。
息苦しさ・胸の痛み・冷や汗などを伴う場合は、筋肉の疲れと決めつけず、速やかに医療機関へ相談してください。
腰の重さ
座った姿勢が長時間続くと、腰やお尻まわりに重さやだるさを感じることがあります。椅子に浅く腰掛ける、背もたれを使わない、足を組んだまま作業するなど、同じ姿勢を長く続けることも負担につながります。
椅子に深く腰掛け、足裏が床につくように調整しましょう。強い腰痛、脚のしびれや脱力、排尿・排便の急な異常などがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
眼精疲労
画面を長時間見続けると、まばたきが減り、目の乾き・かすみ・重さなどを感じる場合があります。
眼精疲労とは、目を使う作業によって目の痛みやかすみ・頭痛・肩こり・吐き気などが現れ、休息や睡眠をとっても十分に回復しにくい状態です。原因には、パソコン作業だけでなく、ドライアイ・眼鏡やコンタクトレンズの度数・目の病気などが関係する場合もあります。
症状が続く場合や、強い眼痛・急な視力低下・視野の異常がある場合は、眼科へ相談しましょう。
もみほぐし・整体・ドライヘッドスパの違い
店舗によって、もみほぐし・整体・ドライヘッドスパなど、さまざまな名称のメニューが用意されています。施術名が同じでも、内容や技術、資格は店舗ごとに異なります。施術の目的や説明を確認し、自分の希望に合うものを選びましょう。
もみほぐし
もみほぐしは、服を着たまま受けられることが多い、リラクゼーション目的のサービスです。手のひらや指などを使って体に触れ、利用者の希望に合わせて圧を加えます。
首や肩、背中、脚などを休ませたいときや、仕事から気持ちを切り替えたいときに選ばれています。ただし、痛みや病気を診断・治療する施術ではありません。持病やけががある場合は、利用前に医師へ相談し、施術者にも体の状態を伝えましょう。
整体
整体は、店舗や施術者によって考え方や施術内容が大きく異なります。ストレッチに近い施術、体を動かす施術、手で圧を加える施術などがありますが、「整体師」という名称自体は国家資格ではありません。
「骨格のゆがみを治す」「不調を根本改善する」などの説明だけで判断せず、具体的な施術内容・資格・経験・注意事項を確認しましょう。強くひねる、急に動かす、痛みを我慢させるような施術に不安を感じた場合は、無理に受ける必要はありません。
ドライヘッドスパ
ドライヘッドスパは、水やオイルを使用せず、頭皮や頭まわりに触れるリラクゼーションサービスです。頭や顔まわりへの心地よい刺激を好む方や、静かな環境で休みたい方に選ばれています。
ただし、眼精疲労・頭痛・不眠などを治療するものではありません。強い頭痛・吐き気・視力の異常・頭部のけがなどがある場合は、施術を受ける前に医療機関へ相談してください。
デスクワーク後に利用するリラクゼーションサロンの選び方
リラクゼーションサロンを選ぶときは、通いやすさだけでなく、施術内容や説明の分かりやすさ、安全面も確認することが大切です。ここでは、選ぶ際に確認したい4つのポイントを紹介します。
職場や通勤経路から近い店舗を探す
仕事帰りに利用する場合は、職場や通勤経路から無理なく立ち寄れる店舗を探しましょう。駅から遠い店舗や乗り換えが多い場所では、移動が負担になり、継続して利用しにくくなることがあります。
職場の最寄り駅・乗り換え駅・自宅の最寄り駅など、普段の生活動線にある店舗を候補にすると利用しやすくなります。
営業時間と予約方法を確認する
残業や勤務時間が不規則な方は、営業時間と最終受付時間を確認しておきましょう。店舗の営業終了時刻と、施術を受け付けてもらえる最終時刻は異なる場合があります。
当日予約に対応しているか、インターネットで空き状況を確認できるか、キャンセル規定が分かりやすいかなども確認しておくと安心です。
料金・施術内容・資格を確認する
料金だけでなく、施術時間に着替えやカウンセリングの時間が含まれているか、追加料金がかからないかなども確認しましょう。
施術については、どの部位にどのような方法で触れるのか、力加減を調整してもらえるか、避けたい部位を伝えられるかが重要です。
あん摩・マッサージ・指圧を受けたい場合は、施術者があん摩マッサージ指圧師の国家資格を持っているか確認しましょう。リラクゼーション目的のもみほぐしや整体を選ぶ場合も、研修内容や経験、施術前の説明を確認してください。
利用頻度に一律の正解はありません。体の状態・予算・生活リズムに合わせ、無理なく利用することが大切です。
清潔さと相談しやすさを重視する
安心して過ごすためには、店内やタオル、施術用ベッドなどが清潔に保たれているかも確認しましょう。
完全個室・半個室・オープンスペースなど、施術環境は店舗によって異なります。周囲の音や視線が気になる方は、予約前に確認しておくと安心です。
また、施術中に「痛い」「寒い」「姿勢がつらい」などと伝えやすい雰囲気かどうかも重要です。利用者の希望を聞かず、強い施術を一方的に続ける店舗は避けましょう。
施術後も取り入れたいセルフケア
施術後も同じ姿勢で長時間作業を続けると、再び首や肩・腰などに負担を感じることがあります。セルフケアは、痛みを我慢して行う必要はありません。無理のない範囲で体を動かし、違和感が強くなる場合は中止しましょう。
座ったまま軽く体を動かす
仕事の合間に、椅子に座ったまま肩や腕を軽く動かしてみましょう。両肩をゆっくり上げてから力を抜く、胸を軽く開く、腕を前後に動かすなど、負担の少ない動きがおすすめです。
首は勢いをつけて大きく回さず、痛みのない範囲で左右を向いたり、ゆっくり傾けたりしましょう。しびれやめまいが出る場合は、すぐに中止してください。
目や首に強い圧をかけない
目や首が疲れているときでも、眼球や首の前側・側面を強く押すことは避けましょう。目を休ませたい場合は、画面から目を離して遠くを見る、目を閉じる、意識してまばたきをするなど、負担の少ない方法があります。
蒸しタオルやホットアイマスクを使用する場合は、熱すぎない温度に調整し、低温やけどに注意してください。目に炎症やけががある場合は使用せず、眼科へ相談しましょう。
便利なリフレッシュグッズを活用する
クッション、フットレスト、ホットアイマスク、やわらかいストレッチ用具などを活用する方法もあります。
テニスボールや硬いローラーを使う場合は、背骨や首、痛みの強い部分を直接強く押さないでください。けがの直後、腫れや熱感がある部分、強く痛む部分には使用せず、違和感が出た場合は中止しましょう。
デスクワークによる負担を減らすための働き方
デスクワークによる負担を減らすには、施術を受けるだけでなく、作業姿勢、休止時間、机や椅子の配置などを見直すことも大切です。一つの姿勢を完璧に保とうとするのではなく、無理のない姿勢を作り、こまめに姿勢を変えることを意識しましょう。
無理のない姿勢を意識する
椅子には深く腰掛け、背もたれを活用します。足裏が床につかない場合は、足台を使用する方法もあります。キーボードやマウスは、肩に力を入れなくても操作できる位置に置きましょう。
厚生労働省の情報機器作業に関するガイドラインでは、ディスプレイは眼からおおむね40センチメートル以上の距離を確保し、画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さにすることが望ましいとされています。
ただし、体格や視力、使用する機器によって適した位置は異なります。自分が無理なく見られるように調整してください。
こまめに作業を中断する
長時間画面を見続ける場合は、作業を定期的に中断し、目や体を休ませましょう。
厚生労働省のガイドラインでは、1回の連続した情報機器作業が1時間を超えないようにし、次の連続作業までの間に10~15分の作業休止時間を設けることが示されています。また、連続作業の途中にも1~2回程度の短い休止を設けることが推奨されています。
ここでいう作業休止時間は、パソコンなどを使う作業をいったん中断する時間です。作業の合間には、遠くを見る、目を閉じる、立ち上がる、軽く体を動かすなどの方法があります。業務上可能であれば、画面を使わない別の業務に切り替える方法もあります。
職場の仕事内容によって対応が難しい場合もありますが、可能な範囲で画面から目を離す時間を作りましょう。
作業環境を見直す
机や椅子・モニター・キーボード・マウスの位置が体に合っているか確認しましょう。椅子の高さは、足裏が床につき、太ももの裏側が圧迫されにくい位置に調整します。机の下に荷物が多く、脚を動かせない状態も避けましょう。
ノートパソコンを長時間使用する場合は、外付けのキーボードやマウス・ディスプレイ台などを活用すると、画面と入力機器の位置を調整しやすくなります。画面の明るさ・文字の大きさ・室内の照明なども、無理なく見られる状態に調整してください。
まとめ|デスクワークの疲れは施術と作業環境の見直しでケアしよう
長時間のデスクワークでは、首や肩・背中・腰・目などに疲れや不快感を感じることがあります。もみほぐしやドライヘッドスパなどのリラクゼーションサービスは、仕事から離れて休息し、心地よい時間を過ごす方法の一つです。
ただし、病気やけがを治療したり、症状の改善を保証したりするものではありません。サロンを選ぶときは、職場や自宅からの通いやすさ・営業時間・料金だけでなく、施術内容・資格・説明の分かりやすさ・力加減を相談できるかどうかも確認しましょう。
日常生活では、こまめに画面から目を離し、姿勢を変え、机・椅子・モニターの位置を調整することが大切です。
強い痛みやしびれ・脱力・突然の頭痛・胸の痛み・息苦しさ・急な視力低下などがある場合は、疲れやこりと自己判断せず、医療機関へ相談してください。
日々の疲れ、そのままにしていませんか?
「モミドコロりらっくステーション」は、お出かけついでにふらっと立ち寄れる癒しの空間です。
- お買い物や用事の合間に立ち寄りやすい
- 着替え不要・そのままの服装でOK
- 予約なしOK!短時間10分〜利用可能
- もみほぐし・足つぼ・ヘッドスパに対応
〒812-0021 福岡市博多区築港本町13-6 ベイサイドプレイス博多C館1F(舟券売り場前)
有料駐車場有り(1,100円以上のご利用で1時間割引)


コメント