「肩も腰も背中も足も、なんとなく全部だるい」と感じることはありませんか。特定の部位だけではなく、体全体が重い、疲れが取れないと感じることは珍しくありません。
全身のだるさや疲労感には、仕事による負担、睡眠不足、運動不足、ストレス、長時間同じ姿勢で過ごすことなど、さまざまな要因が関係することがあります。一方で、体やこころの病気などが背景にある場合もあるため、生活習慣だけが原因とは限りません。
この記事では、全身のだるさに関係することがある5つの要因と、日常生活で取り入れやすいセルフケア、リラクゼーション目的でもみほぐしを利用するときのポイントを紹介します。
なお、強いだるさが続く場合や、休んでも回復しない場合、強い痛み・しびれ・息苦しさなどほかの症状を伴う場合は、もみほぐしだけで対処せず、医療機関への相談を検討しましょう。
1. 全身がだるい・疲れが取れないと感じる状態とは?
全身がだるいと感じるときは、特定の部位だけではなく、体全体に重さや疲労感を感じることがあります。感じ方や原因は人によって異なるため、「全身がだるい=ひとつの原因」と決めつけないことが大切です。
全身がだるいときにみられることがある状態
全身のだるさがあるときには、次のような状態を一緒に感じることがあります。
- 朝起きても十分に休めた感じがしない
- 肩・腰・背中・足など複数の部位が重く感じる
- 日中に疲れやすい
- 集中しにくい
- 気力が出にくい
- 頭がぼんやりすると感じる
ただし、こうした状態だけで原因を判断することはできません。一時的な疲れであれば休息によって楽になることもありますが、長引いている場合や日常生活に支障が出ている場合は、医療機関への相談も選択肢になります。
一つの部位だけでなく生活全体を振り返る
体の複数の場所が気になるときは、一つの部位だけを見るのではなく、仕事中の姿勢、睡眠、運動量、休息の取り方などを振り返ってみることも大切です。
たとえば長時間座っている生活では、首・肩だけでなく背中や腰、脚にも負担を感じることがあります。特定の部位だけに原因があると決めつけず、日常生活全体から負担になっていることがないか確認してみましょう。
長引く場合は「疲れだけ」と決めつけない
全身のだるさは、睡眠不足や忙しさなどによって一時的に感じることもあります。一方で、さまざまな体調不良や病気に伴って現れることもあります。
休息を取っても改善しない、徐々に強くなる、仕事や家事などの日常生活に支障が出ているといった場合は、「ただの疲れ」と決めつけず、医療機関へ相談しましょう。
2. 全身のだるさに関係することがある5つの要因
全身のだるさにはさまざまな要因があります。ここでは、日常生活の中で関係しやすい5つの要因を紹介します。
これらがすべての原因というわけではなく、複数の要因が重なっている場合や、生活習慣以外の原因が隠れている場合もあります。
2-1. 仕事による身体的・精神的な負担
長時間のデスクワークや立ち仕事などが続くと、同じ姿勢を保つ時間が長くなり、首・肩・背中・腰・脚などに負担を感じることがあります。
また、仕事量が多い時期や緊張する状況が続くと、精神的な疲れを感じることもあります。仕事中に同じ姿勢を続けすぎていないか、休憩を取れているかなどを振り返ってみましょう。
2-2. 睡眠不足や睡眠休養感の低下
睡眠は、心身を休ませるために欠かせません。睡眠時間が十分に取れていない場合や、眠っても休めた感じがしない状態が続いている場合は、日中の疲労感や集中しにくさにつながることがあります。
睡眠には必要な時間や感じ方に個人差があります。単純な睡眠時間だけでなく、「朝起きたときに休めたと感じられるか」という睡眠休養感にも目を向けてみましょう。
2-3. 身体活動の不足
座って過ごす時間が長く、歩いたり体を動かしたりする機会が少ない生活では、体のこわばりや体力の低下を感じることがあります。
ただし、急に激しい運動を始める必要はありません。体調や年齢に合わせて、歩く時間を増やしたり、軽く体を動かしたりするところから始めることが大切です。
2-4. ストレス
精神的なストレスが続くと、睡眠や食欲、集中力などに影響し、疲労感につながることがあります。また、緊張していると肩や首などに力が入りやすくなる人もいます。
ストレスの感じ方には個人差があります。休息や気分転換を取ってもつらさが続く場合は、一人で抱え込まず、医療機関や専門の相談窓口などを利用することも検討しましょう。
2-5. 長時間同じ姿勢で過ごすこと
猫背や前かがみの姿勢そのものを「悪い」と決めつける必要はありませんが、同じ姿勢を長時間続けると、特定の筋肉や関節に負担が集中することがあります。
スマートフォンやパソコンを長時間使用するときは、途中で姿勢を変える、立ち上がる、軽く体を動かすなど、同じ姿勢を続けすぎない工夫をしてみましょう。
3. 全身がだるいときにもみほぐしを利用する考え方
もみほぐしは、疲れを感じたときにリラックスする目的で利用されているサービスのひとつです。
ただし、病気やケガを診断・治療するものではなく、疲労の原因そのものを取り除くことを保証するものでもありません。体調に合わせて、無理のない範囲で利用することが大切です。
心地よい刺激でリラックスする時間を作れる
肩や背中、脚などを心地よい強さでほぐしてもらうことで、リラックスしたと感じる方もいます。
忙しく、自分で休息を取る時間を作りにくい方にとって、もみほぐしの時間を体を休めるきっかけとして利用する方法もあります。
ただし、感じ方には個人差があります。強い刺激ほど良いというものではなく、自分が心地よいと感じる範囲で受けましょう。
複数の部位をケアしてもらえる
全身コースでは、首・肩だけではなく、背中・腰・脚など複数の部位を施術してもらえる場合があります。
「どこが特につらいのか分からない」「複数の場所が重く感じる」という場合は、施術前にそのことを伝え、施術する範囲を相談するとよいでしょう。
自分では手が届きにくい部位もケアしやすい
背中や肩甲骨周辺など、自分では手を当てにくい場所があります。こうした部位を含めてリラクゼーション目的でケアできることは、施術を受けるメリットのひとつです。
ただし、「奥の筋肉まで必ず届く」「原因となる筋肉を特定できる」といったものではありません。
強さや範囲を相談しながら受けられる
施術を受けるときは、気になる場所や避けてほしい場所、好みの強さなどを施術者に伝えましょう。
途中で痛みや違和感がある場合は我慢せず、「もう少し弱くしてください」「その場所は避けてください」と伝えることが大切です。
4. 全身がだるいときのもみほぐしの受け方
もみほぐしを利用するときは、「全身を長時間ほぐせば良い」と考える必要はありません。体調や目的に合わせて、施術範囲や時間を選びましょう。
4-1. 全身コースと部分コースの選び方
肩だけ、脚だけなど気になる場所がはっきりしている場合は、部分的なコースを選ぶ方法があります。
一方で、肩・背中・腰・脚など複数の場所が気になる場合や、全身をゆったりほぐしてもらいたい場合は、全身コースを検討してもよいでしょう。
必ず全身コースを選ぶ必要はありません。施術時間、体調、予算なども含めて、自分に合ったコースを選びましょう。
4-2. 施術前に伝えておきたいこと
施術前には、自分が気になっていることを施術者へ伝えておきましょう。
- 特に重さや疲れを感じる場所
- 避けてほしい場所
- 希望する施術の強さ
- 最近のケガや体調不良の有無
- 持病や通院の有無
- 妊娠中または妊娠の可能性があるか
持病がある方、妊娠中の方、治療中の方、ケガをしている方などは、施術を受けてよいか事前に医師や施術者へ確認したほうがよい場合があります。
4-3. 痛みや違和感は我慢しない
施術中は、施術者にすべて任せるのではなく、自分の体の感覚も大切にしましょう。
心地よい強さには個人差があります。痛みやしびれ、不快感がある場合は我慢せず、その場で施術者に伝えてください。
「強いほど効果が高い」と考えて無理をする必要はありません。
4-4. 施術時間は体調や目的に合わせて選ぶ
もみほぐしの施術時間は店舗によって異なります。一般的には30分程度の短時間コースから、60分・90分などの全身コースまでさまざまです。
- 30分前後:気になる部位を短時間でケアしたい場合
- 60分前後:全身をゆっくり施術してもらいたい場合
- 90分前後:複数の部位を時間をかけて施術してもらいたい場合
施術時間が長ければ長いほど良いとは限りません。初めて利用する場合や体調に不安がある場合は、無理のない時間を選びましょう。
5. 全身のだるさが気になるときに取り入れたいセルフケア
もみほぐしだけに頼るのではなく、睡眠・身体活動・休息など、日常生活を見直すことも大切です。
仕事疲れには、こまめに姿勢を変える
長時間同じ姿勢で仕事をしている場合は、こまめに立ち上がったり、肩を回したり、背伸びをしたりして姿勢を変えてみましょう。
短い時間でも体を動かす機会を作り、座ったまま・立ったままの状態が長時間続かないよう工夫することがポイントです。
睡眠不足には、寝る前の過ごし方を見直す
睡眠時間が不足している場合は、まず十分な睡眠時間を確保できないか生活スケジュールを見直してみましょう。
就寝の1〜2時間ほど前に入浴して体を温めることや、寝室ではスマートフォンやタブレットの使用を控えることも、眠りやすい環境づくりにつながります。
眠れない状態や、眠っても休めた感じがしない状態が長く続く場合は、医療機関へ相談しましょう。
運動不足には、無理のない身体活動から始める
運動習慣がほとんどない方は、最初から激しい運動を行う必要はありません。
短時間のウォーキングや、日常生活の中で歩く機会を増やすなど、現在より少し体を動かすところから始めてみましょう。
年齢や体力、持病などによって適切な運動量は異なります。痛みや体調不良がある場合は無理をしないことが大切です。
ストレスには、自分に合った休息や気分転換を取り入れる
仕事や人間関係などで緊張が続いていると感じる場合は、意識して休息や気分転換の時間を作ってみましょう。
ゆっくり呼吸する、音楽を聴く、散歩をする、趣味の時間を作るなど、自分が落ち着きやすい方法を選ぶことが大切です。
強いストレスや気分の落ち込み、不眠などが続いている場合は、一人で抱え込まず医療機関や相談窓口へ相談しましょう。
姿勢が気になる場合は、同じ姿勢を続けすぎない
「正しい姿勢をずっと保とう」と意識しすぎるよりも、同じ姿勢を長時間続けないことを意識してみましょう。
デスクや椅子の高さを調整する、定期的に立つ、無理のない範囲でストレッチや軽い運動をするなど、日常生活の環境を見直すことも役立ちます。
6. もみほぐしを受ける頻度とタイミング
もみほぐしを受ける理想的な頻度に、すべての人に共通する決まった基準はありません。
毎週受ける必要があるとは限らず、月1回でなければならないというものでもありません。体調、利用目的、費用、施術を受けたあとの感じ方などを参考に、自分にとって無理のない頻度を考えましょう。
頻度は体調や利用目的に合わせる
リラックスしたいとき、忙しい時期に休息時間を作りたいときなど、自分が必要と感じるタイミングで利用する方法があります。
施術を受けてもすぐに強いだるさが戻る状態が続く場合は、施術回数を増やすだけではなく、睡眠や仕事環境などを見直すことも大切です。
強い疲労感が続く場合は、体調不良や病気が背景にないか確認するため、医療機関への相談も検討しましょう。
忙しい時期こそ休息を意識する
仕事の繁忙期や生活環境が変わる時期は、睡眠時間や休息時間が不足しやすくなることがあります。
もみほぐしを利用する場合も、それだけで疲れを解消しようとするのではなく、十分な睡眠や休息を確保することを基本に考えましょう。
7. もみほぐしを受ける際の注意点
もみほぐしを利用するときは、その日の体調を確認することが大切です。
体調が優れないときは無理に受けない
次のような場合は、施術を延期したり、事前に施術者や医療機関へ相談したりしましょう。
- 発熱など明らかな体調不良がある
- 飲酒している
- 強い痛みやしびれがある
- ケガをした直後である
- 治療中の病気やケガがある
- 妊娠中で施術を受けてよいか分からない
食後すぐなど、姿勢によって苦しく感じやすいタイミングも避けたほうがよい場合があります。利用する店舗の注意事項も確認しましょう。
施術後の水分補給は普段どおりで問題ない
施術後は、のどが渇いていれば水分を取りましょう。特別に大量の水を飲む必要はありません。
施術を受けたからといって、老廃物を流す目的で大量の水を飲む必要があるというものでもありません。普段どおり、体調に合わせて水分を取ることが大切です。
施術後の強い痛みやしびれを「普通」と決めつけない
施術後に眠気を感じたり、一時的に体の感覚が変わったと感じたりする方もいます。
一方で、強い痛み、しびれ、腫れ、あざなどが現れた場合や、不調が長く続く場合は、「施術後だから仕方がない」と決めつけないことが大切です。
症状が強い場合や長引く場合は、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
強い痛みやしびれがある場合は医療機関へ相談する
強い痛みやしびれなどがあるときは、もみほぐしだけで対処しようとせず、医療機関への相談を検討してください。
もみほぐしはリラクゼーション目的で利用されるサービスであり、病気やケガを診断・治療するものではありません。
「疲れだろう」と思っていた症状に別の原因がある可能性もあるため、気になる症状が続く場合は医師の判断を受けることが大切です。
8. よくある質問(FAQ)
Q. もみほぐしを受けても翌日にまた疲れます。意味はありませんか?
日常生活で疲れにつながる要因が続いていれば、再びだるさを感じることがあります。もみほぐしを受けて心地よく感じるかどうかには個人差があり、疲労の原因そのものを取り除くことを保証するものではありません。
睡眠、休息、身体活動、仕事中の姿勢などもあわせて見直してみましょう。強い疲労感が続く場合は、医療機関への相談も検討してください。
Q. 全身コースと部分コースはどちらを選べばよいですか?
気になる部位がはっきりしている場合は部分コース、肩・背中・腰・脚など複数の場所をゆったり施術してもらいたい場合は全身コースを検討できます。
必ず全身コースのほうが良いというわけではありません。体調や希望する時間、予算などに合わせて選びましょう。
Q. どのくらいの強さで受ければよいですか?
我慢が必要なほど強い刺激を受ける必要はありません。心地よいと感じる範囲を目安にし、痛みや違和感がある場合はすぐに施術者へ伝えましょう。
Q. マッサージ・整体・もみほぐしの違いは?
日本では、医師以外が「あん摩・マッサージ・指圧」を業として行う場合、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」の免許が必要です。
一方、一般に「整体」「リラクゼーション」「もみほぐし」「ボディケア」などと呼ばれるサービスには、あん摩マッサージ指圧師と同じ国家資格制度が設けられているわけではありません。
施術内容や施術者の資格は店舗によって異なるため、気になる場合は予約前に施術内容や資格の有無を確認するとよいでしょう。
まとめ
全身がだるい、体が重いと感じるときには、仕事による負担、睡眠不足、身体活動の不足、ストレス、長時間同じ姿勢で過ごすことなど、さまざまな要因が関係している場合があります。
一方で、強い疲労感や倦怠感は、生活習慣以外の原因によって現れることもあります。長く続いている場合や、休んでも回復しない場合、強い痛みやしびれなどを伴う場合は、医療機関への相談を検討しましょう。
もみほぐしは、疲れを感じたときにリラックスする時間を作る方法のひとつです。ただし、病気やケガを治療したり、疲労の原因を取り除いたりするものではありません。
睡眠や休息、無理のない身体活動などのセルフケアも取り入れながら、自分の体調に合わせて上手に活用することが大切です。
日々の疲れ、そのままにしていませんか?
「モミドコロりらっくステーション」は、お出かけついでにふらっと立ち寄れる癒しの空間です。
- お買い物や用事の合間に立ち寄りやすい
- 着替え不要・そのままの服装でOK
- 予約なしOK!短時間10分〜利用可能
- もみほぐし・足つぼ・ヘッドスパに対応
〒812-0021 福岡市博多区築港本町13-6 ベイサイドプレイス博多C館1F(舟券売り場前)
有料駐車場有り(1,100円以上のご利用で1時間割引)


コメント